機会があり、2週間限定でサラウンドスピーカーを
レビューする機会に恵まれましたので、その記録。
今回レビューした「Q:」のポイント
TVの上下に置く2つのスピーカーと部屋のどこかに
置けばいいサブウーファー、それに専用アンプだけで
サラウンドが得られると言うのがウリ。
ただ、私のような普通の人間にサラウンドなんぞ
必要なのかも含めて、試用してみました。
ちなみにお値段は88,000円です。
ハイビジョンTV5.1chスピーカー Q
で、イキナリですが届く箱がでかい。。。
内容物から、仕方がないですが・・大きな箱が一箱
送られてきます。そこから梱包されたそれぞれの
内容物を取り出すのですが、これがきっちり入っていて
取り出すのに一苦労・・・。この辺は中道社長さまが
改善するとの事なのでいずれ改善されると思いますが、
要注意。
沢山入ってます・・・しかもウーファーは重くて出しにくい。
おそらくこの時点で引いてしまう体験者も多いはず。
スピーカーの配置は楽です
説明書を見ながらサクサクとコードをつないで設置。
いよいよTVの音を出してみる訳ですが・・。
・・・地デジはサラウンドしてないじゃん?
残念ながらQはアナログ出力か光デジタルのみ対応なので
うちにあるTVのHDMI端子とつなげられないのです。結局、
アナログケーブルでつなぐも、コレでは期待ほど音も良くならず。
そもそも地デジの番組ってほとんど5.1ch対応でないから
サラウンド感は薄いけど。つまり、現時点ではテレビっ子には
サラウンド対応機器は過大投資?
ポイント:
地デジは番組がサラウンド対応であることはほとんど無い。
また、数少ないサラウンドを聴きたければTVと光デジタル
ケーブルでQとつながないと意味がない。
(変換ケーブルで強引に付けるという手もあります)
光デジタル端子のあるPS3で勝負
と言うわけで、我が家では光デジタル端子があるPS3のみが
サラウンド化の砦。早速電機屋でケーブルを買ってきてつなげ
て見ます。ちなみになぜかゲーム機器とQのアンプをつなげる
には前面の光端子しか使えないので配線は不格好になります。
(この仕様はレイアウト的には致命的に困る・・・)
機器は色々有るのですが、結局、PS3をつなげてみた。。
(スゴ禄は光出力ないので・・)
出力側で5.1chの設定しないと意味無し
結構、素人的には盲点なんですが、例え5.1ch対応の
機器をつないでも、出力の設定をしないとサラウンドになりません。
PS3なら、音声出力設定から・・
光デジタルを選択して
5.1chを選ぶ。
感想
DVDで映画を見ると音声は圧倒的にQのサラウンドの方が
これまでのデジタルTVのスピーカーより上。特に低音が全然
違います。これはなかなか。ゲームはサラウンド対応ならば
結構楽しめます。
CDをそのままPS3で流してみるとこれもなかなか音域が
広がる感じで、悪くない。(サラウンドは関係ないけど)
ただ、やはりソースが問題ですね。
サラウンドを体感したいなら5.1chで収録している
DVDを買うか借りるかして、さらに音声を5.1ch対応
選ぶ必要があります。
ごくまれに英語音声は5.1ch対応なのに日本語吹き替えを
選ぶと2chになっている場合も有りますので、DVDのパッケ
ージを良く読みましょう。
結論:
モニター期間を通じて感じたことですが、サラウンド機器が
あってもサラウンド対応なメディアに触れることが少ないので
サラウンド効果を感じる機会はカナリ少ない。
TV中心の普通の使い方では期待ほどの効果は得られません。
最近の地デジ対応TVなら内蔵ステレオスピーカーでも十分。
映画とゲームをどれくらい見るかで必要度を判断すればOK。
続く・・
5.1chサラウンドスピーカーは裸の王様か?(Niro「Q:」レビューその2)
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