ついにというか、今年もあけまして。。(いまさらですが)おめでとうございます。新年一つ目の話は今年のトレンドなんぞ考えつつ、今後の方向性を考えたいと思います。一応、お題に答えた抱負的な投稿。
グルーポンの話は昨年で卒業?したので今年はもうしないとw
フェイスブック元年(日本の)のキーワードは就活・転職?
ようやく、日本オフィスも立ち上がり、創業者に関する映画も公開になったりと話題性も高まるフェイスブック。その個人情報のさらしっぷりから個人向けのビジネスに有効なのではとの呼び声も高いBtoCの本命プラットフォームですが、イマイチ日本では盛り上がっていません。
その理由が今の学生など若者層の携帯に偏ったネットアクセスに有ることは間違いないとされていますが、それも就職に有効という話になれば別。
来年あたりの就活からはフェイスブックを利用した活動も活発になりそうで、そうなると社会にでるαユーザーとなるインテリなゲートウェイ層をキッチリ補足できるのでここ数年のでブレイクするでしょう。特に暫く続く氷河期において企業の情報やOBOGとのつながりを重視するとなると尚さらです。転職も分野によってはネットワークが活用できるので同様です。
リクナビ偏重からの脱却
リクナビである程度の学歴や性別をふるいに掛けてエントリー案内や情報の収集を行っている企業ですが、あくまでもそれは個人の登録情報でありその先は合うまで判りません。ところがフェイスブックは先述の通り見事な個人情報とつながりのさらしっぷりなので、アクセスするだけでその人のコミュニティーやつながり、趣味や思想まで判ってしまいます。
言うなればパブリックな一面を履歴書に沢山並べていても普段のプライベートな部分をダダ漏れさせているフェイスブックの情報を見ればある程度の人格や適正は判るわけです。
実名ならばネットとリアルは同じ人格?
すでにフェイスブックを使った人柄の確認を進めている(とされている)アメリカなどでは逆に更に進んで就職に備えて作られたパブリックの人格でフェイスブックに望んでいる学生もいるとかでややこしいワケですが、その辺はやむナシか・・。
ただ、ネット上の人格はプライベートのホンネに近いとされているだけに、実名にしてどんなに作り込んでも、知り合いとのコミュニケーションの中である程度の本性が見えてしまうのはやむ得ないというもの。
少なくともツイッターやMixiとのつながりを正式には持てなかった企業が、フェイスブックに企業ページ(ファンページ)を開いて個人の普段の情報に触れるチャンスを手にしたことは有益だと話す人材担当者がいることは事実です。
ブレイクに向けてまずはアカウントを作成させること
とりあえず招待制ではないフェイスブックに登録するのは簡単ですが、問題は招待されないため自力で登録すると誰も知り合いがいない状態になってしまうという事。
そのため、フェイスブックの特徴であるお友達のリコメンド機能がありますが、自分の登録したアドレスは普段利用している物にしないとフェイスブックに登録している友達のアドレス帳に登録していないと表示されません。
ツイッターもそうですが、リアルのつながりがある友人が周りで利用している事を前提としているため、何かきっかけがないと始められない事が難点です。このため就活(卒業)などゲートウェイイベントを通じて広めるしか無く、既存の世代よりも下から攻める事がカギとなりそうです。
意外にも代理店がカギ?
もちろん、有名人やイベント(PR)などに紐付けながら各企業や団体が個人を誘導してフェイスブックに登録させる様にパブリシティ戦略を打てば一斉に登録が始まり、知り合いも増えて世代を超えて普及のスピードが速まるかも知れません。この辺はフェイスブックジャパンのパブ戦略をどの程度詰めていいるかによるでしょう。
噂ではツイッターで出遅れてしまった日本の某大手代理店が、対抗すべくフェイスブック側に付いたとの話もちらほらあるので、いろんな意味で暗闘が進む一年に成るかも知れません。
問題はネットに人格をさらしてしまう点
さて、そんな今年ブレイクしそうなフェイスブックですが、やはり個人情報がキーになりそうです。ネットはパブリックスペースなのに部屋の中のPCや携帯で実名で気軽にコメントやLike itできてしまうので、悪意のあるユーザーや企業によって様々なアプローチにさらされてしまう事になります。
充実したプロフィール情報は企業にとっては宝の山ですが、個人にとってはリスクの山ですので不要な部分は極力記載せずに済ませたいものです。この辺のネットセーフティな部分はまだまだ暗中模索ですがMixiで発生した様々な「事件」がフェイスブックでは自動翻訳などで世界規模で発生する可能性が有るわけです。
リークスの時代に生きるとは
ウィキリークスによって世界中の政府文書がその扱いの見直しに入り、企業もこれまで守秘義務という名の気休めで守ったつもりにしていた情報のリスクに気づき始めた今、個人も様々なプロフィールや生活情報を守る必要が有ります。
そんな中で「友人のみに公開」などほとんど情報のブロックには役立たない気休めであることを理解した上で、常にいつかは公衆に曝されてしまうと意識しながらネット情報に接する必要がある事を意識した上で、今後登場するであろうコミュニケーションツールに備えていく必要が有りそうです。
さて、それらを踏まえてみなさんは
・・・フェイスブック始めますか?
以上、わかりにくい抱負でしたw
(つまり、いまさらだけどフェイスブックはじめようかなー、どうしようかなーって話)
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